
9月1日放送の「櫻井・有吉THE夜会」では、松田翔太さんが大好きなスープ作りを極めるために、アンジャッシュの渡部建さんと「和」「イタリアン」「フレンチ」の名店で匠の技を学びます。後半は浜野謙太さんが、肉マイスター田辺晋太郎さんと先輩ぶれる肉料理店を巡ります。
スープマスターへの道
スープマスターへの道を歩む松田翔太さんは、5時間前にスタジオ入りして、出演者に振舞うスープを実際に作りました。ジャンルの違う名店で、匠の技を伝授してもらいます。
銀座の和の名店『銀座 一期』

政界の大物や食通が通う和食店の「銀座 一期」が登場です。
甘鯛と胡麻豆腐のお吸い物が出されて、完成された和食の美しさは素晴らしいです。
和食の基本の昆布とかつお節を使ったお吸い物は、じんわり染みわたる、やさしい味です。
昆布とかつお節でとる出汁には、旨味が出やすい温度があり、そこが匠の技のポイント。
昆布出汁は60度が旨味が出る温度で、昆布を引き上げたらそのまま加熱をし、85度がかつお出汁の旨味が出る温度です。
きちんと温度計を使うことがポイントで、昆布とかつお出汁は家庭でも必須なので、とても参考になりますよね。
銀座一期 さん
おでん懐石。1度伺いたかったミシュラン店さん。
おでんに日本酒。日本の心です~。ほっこり。https://t.co/cLgahtwqvd pic.twitter.com/ExEDuw6Zts— 杉山尚美 (@NaomiEnjoy) 2016年3月23日
店 名:銀座 一期
住 所:東京都中央区銀座8丁目7-7 JUNO銀座誠和ビル3F
営業時間:17:30~21:00(ラストオーダー)
店 休 日:日曜日・祝日
電 話:03-3573-2015
渡部さんイチオシのイタリアン『チェナクルーム』

昨年オープンした数あるイタリアン店の中から、渡部さんがイチオシの名店「チェナクルーム」。
暑い日にピッタリのトマトの冷製スープ(チェナクルーム風)が出されました。
ガラスの器もかわいく、トマトの酸味が清涼感あふれます。フルーティーな味わいで、シェフは時間さえあれば簡単に作れると言います。
時間にして3時間ほどかかるそうですが、材料はシンプルで、トマト、バジル、塩、オリーブオイルのみです。
輪切りにしたトマトにバジル、塩、オリーブオイルで味付けしたら100度のオーブンで3時間じっくり焼きます。
余分な水分を飛ばして、旨味を凝縮させる匠の技です。焼き上がったら、ミキサーでペースト状にして、濃度調整にミネラルウォーターを少し入れれば完成。
作業量が少なく行程も簡単なので、チャレンジしたい一品です。
昨夜はチェナクルーム!
やっと行けました。
私には似合わないかもしれないけど
凄いクリエイティブなフレンチ。
サイコーでした〜— クニ竹田 (@kuni911997) July 14, 2016
店 名:チェナクルーム
住 所:東京都中央区銀座8-3-1 GINZA TOKIDEN 10F
営業時間:ランチ 12:00~14:00(ラストオーダー)
ディナー 17:00〜23:00(ラストオーダー)
店 休 日:第1・3土曜、日曜、祝日
電 話:050-2018-2414
ミシュラン2つ星のフレンチの名店『エディション・コウジ シモムラ』

ミシュランの2つ星を7度も獲得した名店「エディション・コウジ シモムラ」です。
ココで出されたスープは、ジャガイモとポロねぎの冷製スープです。 松田さんは、そのあまりの美味しさにすぐに言葉が出ませんでした。
見た目は濃そうなスープですが、実はすごくあっさりしています。
匠の技を教えてもらうのですが、ポイントはジャガイモを鍋に入れるタイミング。
まず、ポロねぎを6分ほどオリーブオイルで炒めたら、鶏のブイヨン、ベーコン、牛乳を加え煮込みます。
沸騰したところに薄切りにしたジャガイモを入れると、粘りが消えサラサラになり、あっさりとしたスープが出来ます。
煮込んだ具材をミキサーにかけて滑らかにしたら完成です。
教科書にもネットにも載っていない、匠オリジナルのジャガイモを入れるタイミングを教えてくれるなんて太っ腹ですね。
エディション コウジ シモムラで飯食ってんだけど、なにこれ…マジで美味すぎて戦慄するんだけど。
— HKO (@wineredheartman) 2015年8月19日
店 名:エディション・コウジ シモムラ
住 所:東京都港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ1F
営業時間:ランチ 12:00~13:30(ラストオーダー)
ディナー 18:00~21:00(ラストオーダー)
店 休 日:不定休
電 話:03-5549-4562
先輩ぶれる肉料理店巡り
芸能人は「肉」だと言い切る浜野謙太さん。後輩に絶対になめられない店を、肉マイスター田辺晋太郎さんに伝授してもらいます。
女性が必ず喜ぶオシャレでおいしい店『お肉屋けいすけ三男坊』

隠し扉の個室があるお店で、焼肉店にもかかわらず、音も煙も出ません。
ヨコから熱風と遠赤外線を当てて、特殊な網で焼いているからです。
煙が出ないので、服に臭いがつかず女性が喜ぶというわけです。厚切りのお肉を焼いた後に、少し蒸らして寝かせるところもポイントで、肉汁が溢れ出ないので、旨味が閉じ込められミルキーな味わいになります。
焼き肉は画面にパンチがあり、どうしても食べたくなりますね。
店 名:お肉屋けいすけ三男坊
住 所:東京都渋谷区広尾5-2-25 HONGOKUビルB1
営業時間:ランチ 11:30~14:30
ディナー 18:00~24:00
店 休 日:不定休
電 話:050-5784-6024
鶏の素揚げの名店『月鳥』

地元の常連さんで賑わうお店で、ココでしか食べられない逸品があります。
セセリからボンジリまでの背骨の部位を素揚げにしたもので「元祖せすじ素揚げ」。
カウンター内で揚げるので、ジュワジュワという音が心地よく響きます。ミュージシャンの顔も持つ浜野さんは、肉マイスターを制してこの音に聞き入っていました。
揚げたてをパクリと食べると、思わずニンマリとした浜野さん。それもそのはずで、出汁にも使う骨は、髄に旨味が凝縮されているので通が好みます。男性だと骨ごとバリバリ食べる人もいるとか。貴重部位をぜひお試しください。
店 名:月鳥
住 所:東京都目黒区目黒本町5丁目32−12
営業時間:14:00~23:00
店 休 日:日曜・祝日
電 話:03-3716-6668
前半のスープはプロの味が伝授されているので、お家でも試してみたいですよね。再現するために一度は本物を味わいたいものです。
後半は肉マイスターのおススメということで、ぜひとも足を運びたいお店です。女子会や飲み会などのお店選びの参考にしてみては、いかがでしょうか。